アグラオネマ

アグラオネマ Aglaonemaサトイモ科

<原産 >アジアの熱帯原産

< 管理 >直射日光の当たらない明るい場所が良いです。年中室内でも葉の色があせたりすることもありませんから好んで栽培されます。寒さには弱くて冬越には10℃~15℃が必要になります。

< 水やり >成育期は鉢土が乾いたらたっぷり水を与えます。冬は乾かし気味にして葉水をこまめにあげてください。乾燥して葉が内側に巻いてしまったら葉の裏側に葉水たっぷりしてください。

< 肥料 >春と秋に緩効性の肥料をあげます。

<コメント> 灰緑色の班をもつシルバー・クイーンはよく見かけますね。

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パキラ

パキラ Pachira glabra パンヤ科

<原産・分布 >現在多く出回っているものは、南米原産のグラブラという種類とその園芸種で葉に乳白色の斑が入るバリエガタです。グラブラはカイエンナッツとも呼ばれてタネを食用にします。耐陰性、耐寒性にすぐれているので、インテリアグリーンに適します。

<管理> 通年できるだけ直射日光に当てて締まった株にします。室内に飾ったものも3~4日に1回は戸外に出して半日程度日に当てると葉もいきいきしてきます。冬越しには5℃程度が必要になります、室内に置き乾かし気味にしてガラス越しの光線に当てます。

< 水やり> 表土が乾ききる前にたっぷりと与えます。空中湿度の多い環境を好みますので冬の室内や乾燥するエリアでは日に2回程度葉水を与えます。

< 肥料 >多すぎると草姿が乱れます。5月から10月に2ヶ月に1回程度緩効性の化成肥料を与えます。 仕立て直し 葉が落ちたり葉柄が間伸びした場合は好みの場所で切ります。暫くして新芽が伸びますからこれを大きく育てます。

< Comment> 自在に切って好みの樹形に楽しめます。

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コルジリネ

コルジリネ Cordyline リュウケツジュ科

【原産・分布 】

オセアニア、太平洋諸島、などの原産で一般に出回っているのはテルミナリスという種の園芸品種です。赤い斑入りのアイチアカ、レッドエッジなど人気があります。ストリクタという種類では、緑で細い葉になります、また耐寒性があり屋外でも育つ赤紫の細い葉でアトロプルプレアなど多くの種類があります。

【管理 】春から秋は戸外の半日陰に、晩秋から春は戸内の日差しが入る明るい風通しの良い場所に置きます。冬越しは5度以 下にならない南向きの窓辺などが良いです。年間を通して直射日光には当てないようにします。

【水やり 】春と秋は鉢土の表面が白っぽく乾いてきたら与え、夏はほぼ毎日白っぽく乾いたら与えます。冬は鉢土が乾燥したら与えます。乾燥には強いので乾かし気味にして葉水や霧吹きで空中湿度を保ってやると良いです。

【 肥料】 5月から10月で2ヶ月に1回くらいの割合で緩効性の肥料を与えます。

【 仕立て直し 】冬越しで下葉を落とした場合は、5月以降暖かくなってから葉のついた先端部分を挿し木、或いは好みの位置で取り木します。

【Comment 】比較的管理は容易で、乾燥にもよく耐えます。葉の種類が多いので楽しめます。

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ピレア

ピレア Pilea

イラクサ科

【 原産・分布 】世界の熱帯や亜熱帯に200種以上があります。多くの種類の中でベトナム原産のカディエレイの小型品種のミニマは灰緑色の葉に銀の斑が入るので、アルミニウムプランツとも呼ばれます。観賞価値の高いムーンバレーは凹凸のあるもえぎ色が綺麗です。ミニ鉢やテラリウムで繊細な美しさを楽しみます。

【 管理】 春から秋は直射日光に充分当てます。真夏は午後の日差しがさえぎられる風通しの良い場所を選びます。冬は明るい窓辺で管理します。葉が落ちたりしますが春に下部元から切り戻して根鉢をくずして植え替え、追肥を繰り返すと元通りの美しい株に戻ります。

【水やり】 春秋は鉢土の表面が乾いたら与えます。戸外の夏は毎日与えます。冬はやや乾燥気味に鉢土が乾いたら与えます。日に2回程度葉水を与えると葉がいきいきしてきます。

【肥料】 成長が早いため4~10月に速効性の液肥を月に2回程度与えます。 仕立て直し 下葉が落ちた株は基部の3~4節を残して切り戻し、切った茎を挿し穂にします。 Comment 乾燥気味に管理すると寒さに比較的良く耐えます。

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カランコエ

カランコエ Kalanchoe

ベンケイソウ科

<原産・分布 >

マダガスカル原産種が多く園芸用で使われてます。

<管理 >花期が長く、丈夫であまり手がかかりません。年間を通じて、日当たりの良い 場所に置き乾燥気味に管理します。冬越しは0℃以上が目安で室内の明るい窓辺に置きます。

< 水やり >通年、鉢土の表面がさらっと乾燥する程度にします。通気の悪い室内などの場合は水の与えすぎは根腐れしてしまいます。室内では表土が乾いたら数日待てから与えるぐらいです。

< 肥料 >

5月から10月に2ヶ月に1回程度、緩効性(リン酸、カリの多目)の化成肥料を施します。やりすぎは良くありません。

<仕立て直し>

成長が、旺盛ですから5月か9月で行います。

長く伸びた茎を2~3節に切り分けて下葉ははずし、大きい葉は半分程度に切り詰めます。挿し木用土に挿して2~3週間で発根します。その後、排水のよい土(赤玉土:5、ピートモス:3、軽石2)を使い植えつけます。プロスフェルディアナなどの場合は春に挿し木すれば、翌年の秋には花が見れます。

<Comment >いろいろの色の花で、鉢花としても楽しめますね。

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スパティフィラム

スパティフィラム 


Spathiphyllum サトイモ科


原産・分布

熱帯アメリカなどの原産で、最もポピュラーなフロリブンドゥムはコロンビアの原産で、これを基にマウナロアやメリーなどの園芸品種が出てきています。光沢のある濃緑色の葉からまっすぐに伸びた花梗の先に香りの良い大きな純白の花(仏炎苞)をつけます。花を咲かせる観葉植物の中でも最も美しい花のひとつです。


管理

春から秋は戸外の明るい日陰で管理し冬は冬は日差しの入る窓辺などで管理します。寒さには比較的強いですが、夜間は5℃以下にならない場所で管理をします。比較的暗い場所でも育ちますが、徒長したり花が咲かなくなります。 水やり 鉢中の加湿を嫌いますから、春から秋は鉢土の表面が乾いたら与えて冬は乾かし気味に鉢土が乾いたら与えます。


肥料

5月から10月の生育期に2ヶ月に1回程度の緩効性の化成肥料を与えます。


仕立て直し

咲き終わった花は放置すると株が弱りますから花が緑色に変わってきたらもとから切ります。冬越した株は入梅前後に根鉢を半分くらいくずし新しい用土で植え替えします。2年ほどもすると株が鉢いっぱいに増え根詰まりで葉先が枯れ込んだり葉色が黄色くなったり、花も咲きにくくなったりしますから、冬越えの株の植え替えが必要になります。


Comment

初夏に株分けで増やすことが出来ます。

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デイジゴセカ

デイジゴセカ Dizygotheca ウコギ科

< 原産・分布>

太平洋諸島などの熱帯アジア原産です。葉がもみじのようにわかれ縁が鋸の歯のように切れ込み密生するグリーンエレガンスなど人気があります。


<管理 >

日光が好きな植物で、春から秋は戸外の日光に当てるようにします。秋から初夏までは日ざしの入る明るい室内で管理します。冬は5℃以上あれば冬越しします。

<水やり> 室内で管理する時期は、鉢土の表面が乾いた与え、屋外の直射日光のもとで、育てる時期は鉢土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

< 肥料 >徒長しないように量を控えめにして、4月から10月に2ヶ月に1回程度の緩効性の化成肥料で通常の半分程度を与えます。

< 仕立て直し> 大きく育つと切れ込みガ少ない葉が出てきて観賞価値が下がる様な場合は、 切り戻しをするか、切った枝を挿し木にします 。

<Comment >株徒長しやすいので水は控えめにします。

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ドラセナ

ドラセナ

Dracaena リュウケツジュ科

 

原産・分布

アジア、アフリカ、熱帯アメリカ原産で、丈夫で耐陰性、耐寒性に優れ育てやすく手がかかりません。とりわけ育てやすくオフィスなどのインテリアグリーンとしてよく見かけるデレメンシスの園芸種ワーネッキー、幸福の木と呼ばれるフラグランス・マッサンゲアナ、光沢のある細い葉にたくさんの縞模様が入るドラセナ・コンシンネなど、いずれもおなじみのドラセナの仲間です。

 

管理

春から秋は戸外の光線に良く当てます、それ以外は日当たりの良い室内で管理します。ただ日影に置いてあった株が、直射日光に当たるとたちまち葉が焼けてしまうので徐々に慣らしてから日光に当てます。冬は室内で10℃以下にならない場所で管理します。 水やり 秋から春までは鉢土が乾いてから与えます、初夏から秋口では鉢土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

 

肥料

5月から10月に2ヶ月に1回程度緩効性の化成肥料を与えます。

 

仕立て直し

下葉が落ちたマッサンゲアナなど茎部分を10cmほどに切って赤玉土に垂直に挿しても横に地中に伏せこむのでも1ヶ月ほどで発根します。葉のある頂部は葉の蒸散を抑えるために葉をまとめてゆるく縛り赤玉土の挿し床に天芽挿しします1ヶ月ほどで発根します。

 

Comment

戸外で日光に当てるほど葉色が綺麗になります。

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ストレリチア

ストレリチア 

Strelitzia バショウ科

原産・分布

亜熱帯アフリカの原産で、多年生植物。古いものは基部が木質化します。葉は対生でバショウによく似ています。ゴクラクチョウカの花は鳥のくちばしに似た苞に包まれ花が咲きます。花はオレンジ色のがく片と青色のかべんがあります。


管理

花つきをよくするためには春から秋には戸外の光線によくあてます。冬はガラス越しの光線にあてます。 寒さには強く水やりを控えれば2~3℃でも冬越しします。


水やり

根は多肉質で乾燥に強いため鉢中の加湿を嫌いますから、春から秋は鉢土の表面が乾いたら与えて冬は乾かし気味に鉢土が乾いたら与えます。


肥料

5月から9月に2ヶ月に1回程度の緩効性の化成肥料を与えます。 仕立て直し 葉や葉柄に元気がなく、しわが寄ってきたら根ぐされですので、植え替えが必要です。


Comment

耐寒性があって丈夫で花もエキゾチックで魅力的です。

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ユッカ

ユッカ Yucca

リュウゼツラン科

原産・分布

エレファンティペスはメキシコ原産の丈夫で長く楽しめる観葉植物です。原産地では高さが10m以上にもなりますが、国内では1m~2mぐらいのものを2、3本仕立てにして先端から緑の葉を芽吹かせたものがほとんどです。

管理

年間を通じて日当たりの良い場所で管理し締まった株に育てます。室内で管理する場合も4日~5日に1回は戸外で日光に当てるようにします。冬は5℃以上で冬越ししますので、寒さには比較的強い種類です。室内の明るい場所で管理します。

水やり

春から秋は鉢土が白っぽく乾いたら与え、夏は表面が乾かないように与えます。乾燥には強いですが葉色が悪くなりますからたっぷり与えるようにします。 肥料 5~10月に2ヶ月に1回程度緩効性の化成肥料を与えます。

仕立て直し

冬越しで葉の落ちた株は春から水を与えるとやがて新芽が伸びてもとの通りに戻ります。

Comment

購入の際には触ってみてぐらついたりしない株を購入します。

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マランタ

マランタ

Maranta


クズウコン科

原産・分布

南米、中米の熱帯アメリカ原産です。代表的な種類のレウコネウラは楕円形の葉の白い葉脈に沿って淡い緑の模様が入り、側脈間は紫褐色の斑が入ります。明るくなると葉を広げて、東暗くなると葉を直立させます。葉脈が赤くなるレウコネウラはこの変種です。
 
管理
 直射日光に当てると生育が悪くなりますから、春から秋は戸外の半日陰に置きます。冬は10℃以上に保てるレースのカーテン越しの光を当てるようにします。室内の場合は通気の良い場所を選ぶようにします。
 
水やり

春と秋は鉢土が白っぽく乾いたら与え、夏は表面が乾かないように与えます。高温多湿を好みますので株全体に水をたっぷり与え、霧水も与え空中の湿度を保ちます。乾燥すると葉が巻いて来ますので注意が必要です。


肥料

5~10月に2ヶ月に1回程度緩効性の化成肥料を与えます。比較的多肥を好みますから月に2回程度液肥を与えます。


仕立て直し

草姿の乱れた株は根本から5cmほど残して切り、根鉢をほぐしてから観葉植物用の用土に植え替えます。植え替えでは根が切れて痛みやすいので注意します。

 

Comment

葉が痛みやすいので直射日光は避けます。

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コリウス

コリウス
Corius

シソ科
 

原産・分布 アジア、

太平洋諸島の熱帯、亜熱帯にあります。葉の形状や色彩が豊かで魅力的です。
 
管理
 春から秋は戸外でよく日に当て徒長しないようにします。光線が少ないと色合いは半減してしまいますので注意が必要です。寒さには強く5℃程度あれば冬越ししますので、室内のガラス越しの光線によく当てます。
 
水やり

乾燥しやすく、すぐ水切れを起こしてしまいやすいので、春と秋は鉢土を乾かさないようにし、冬は鉢土の表面が乾いたら与えます。夏は朝夕に与えるようにします。
肥料

肥料が多いと茎葉ガすぐに伸びすぎてしまいます。春、夏に液肥を2、3回与えます。
仕立て直し

下葉が落ち葉色が悪くなった株は植え替えます。5月以降暖かくなって挿し木でも増やせます。
Comment

成長が早いので摘芯を繰り返して側枝多く出させてボリュームのある下部に仕立てます。

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アンスリウム

アンスリウム
Anthurium
サトイモ科

 

原産・分布 熱帯アメリカにおよそ600種以上ガ分布しています。
管理
 春から秋は直射日光のあたらない明るい日影に置きます。冬はレースのカーテン越しの日があたる窓辺などに置きます。高温多湿を好みますが、鉢内の過度の湿度を好みません。冬越しの温度は10℃以上が必要です。
水やり

鉢土が乾いてきたら水を与えます。鉢内の過度の湿度を好みませんので冬は鉢土は乾燥気味に保つほうがよいです。高温多湿を好みますから霧水などで空中湿度は充分に保ちます。下葉が黄ばんで落ちてしまうのは湿度の不足が原因です。
肥料

花つきが悪くなりますから窒素分の多い肥料は控えてください。5~9月に2~3回緩効性の化成肥料を与えます。
仕立て直し

下葉が黄ばんで落ちた場合、落ちた葉の下に水苔を巻いてビニールでとめておくと1ヶ月くらいで水苔の外側に根が出てきますので、親株から切り離して水苔のまま植えつけます。また、途中から発生した枝やわき芽を切り取って挿し穗にし、切り口を水苔で巻いてビニールポットなどに植え込みます。
Comment

生花の材料にもなる鮮やかな赤の仏炎苞が素敵です。

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クロトン

クロトン
Codiaeum
トウダイグサ科
 

原産・分布

マレー半島、太平洋諸島にある高さ2メートル前後の常緑低木で葉は革質で光沢があり色、形の変化は多くの園芸品種があります。


管理
 年間を通じて出来るだけ直射日光に当てるようにします。室内に飾ってあるものも3~4日に1回は半日程度戸外の日向にだしてやります。光が強く、温度が高いほど葉色がよくなります。光線が不足すると葉色が悪くなったり、落葉します。風通しの良い場所にむいています。冬越しには10℃以上が必要です。寒さには弱い種類が多く出来るだけ暖かい場所に置き、ガラス越しの光線にあてます。
 
水やり

乾燥には強い方ですが、水切れが続くと下葉を落とします。春と秋は鉢土の表面が乾いたら与え、夏は毎日与えます。冬は水は控えめにし耐寒力をつけます。
肥料 5月から10月に2ヶ月に1回程度、緩効性化成肥料を施します。


仕立て直し

冬越しで衰え葉を落とした場合は4月下旬には切り戻して新芽を吹かせます。また挿し木では、木質化した葉のある部分を7~8cmづつに切り分けして、葉さきを1/3程度切ったものを挿し穂とします。2~3週間を明るい日陰で管理し十分に発根したら鉢あげします。
 
Comment 美しいエキゾチックな色の葉をつける多彩な園芸品種があります。

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セダム

 セダム 
Sedum

ベンケイソウ科

 

原産・分布

北極を除く北半球の温帯を中心に広い範囲で300種類以上あるといわれており日本にも30種以上があります。水分や養分を豊富に蓄えた葉をつけますが、葉の形や草姿は驚くほど変化に富みます。よく見受けられるのはメキシコ産のタマツヅリと呼ばれる種類で、灰緑色の肉厚の葉をつけ先端にピンクの小花を咲かせます。


管理
 直射日光を好みますが、日本の高温多湿の夏にはやや弱いです。戸外の風通しの良いところに吊って置くと良いです。年間を通じて戸外で栽培できますが、冬夜間冷えるときは室内に移動したり、寒冷地の冬の間は室内の日のよくあたる場所が良いです。
 
水やり

年間を通じて乾燥気味に管理します。特に室内におく場合は乾いてから与えるようにします。肥料 4月から10月に2ヶ月に1回程度の緩効性の化成肥料で通常の半分程度を与えます。仕立て直し 葉を落とした株は、葉のある先端部分をカットして挿し芽して発根後に鉢に移して仕立てます。


Comment

セダムだけでコレクターがいるぐらい種類も品種も豊富です。

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シベラス

シペラス

Cyperus 

 カヤツリグサ科

原産・分布 熱帯・亜熱帯に300種以上があります。よく出回っているものにアフリカ原産のパピルス、マダガスカル原産のシュロガヤツリ、南アフリカ原産のアルボストリアツツなどがあります。

 

<管理> 

 年間を通じてできるだけ直射日光を当てます。光が不足すると徒長して、葉の色が極端に悪くなるので春から秋は戸外の直射日光によく当てます。耐寒性はあるほうで5℃以上あれば冬越ししますが、ガラス越しの陽によく当てて乾燥させないようにします。 

 

<水やり>

年間を通じて乾燥させないようにして管理します。夏は毎日、冬でも鉢土の表面が乾く前に水やりをするようにします。

 

<肥料>

肥料はあまり与えないように、5月~6月に一回程度、緩効性の化成肥料を与えます。 

 

<仕立て直し>

冬越しなどで葉が枯れたり、バランスの悪くなったものは5月頃に植え替えます。 

 

<Comment>

徒長しやすいので、直射日光によく当てて締まった株に育てます。

 

 

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カラジウム

カラジウムCaladium

サトイモ科

 

原産・分布

熱帯アメリカ原産でアジアやアフリカの熱帯が原産です。まるで人工的な美しい葉をつけるサトイモ科の多年草です。多数の園芸品種がありますが、現在出まわっているうちの多くはピコロルとションバーキーという品種を交配して作ったもので、白色の葉に緑の葉脈が入るタイプがありますキャンディータム、ホワイトバタフライなどがあります。

 

管理

春から秋までは、直射日光下の戸外で育てます。そのほうが、葉柄が間延びせず斑も鮮明に美しくなります。秋になり葉がしだれて、枚数も少なくなったら半日陰に置きます。冬越しは休眠状態になりますから、からからに乾燥させて室内の暖かいところに置きます。

 

水やり

水は好みますが、加湿を嫌います。鉢土が白っぽくなる前に与えま          す。秋口から徐々に水を切り冬はまったく与えません。

 

肥料

5月から9月に2ヶ月に1回程度、緩効性の化成肥料を施します。9月から10月に速効性の液肥を与えて球根を大きくします。

 

植えかえ

春になり温度が20℃ぐらいになってきたら球根を掘り返し植えかえます。球根の一部が腐敗しているときはその部分を切り取り切り口に石灰を塗っておきます。球根が大きい場合には、分球して2センチぐらい埋まる程度に植えつけます。5月から6月頃に休眠している球根を軽く湿らせ腐葉土に仮植えして芽をださせます。7日から10日ぐらいで発根、発芽します。芽が伸び始めたらポットに植えかえ、根がいっぱいに張れば5~6号鉢に植えかえます。

 

Comment

日光が大好きですから、出来るだけ日なたで育てます。

 

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ベゴニア

ベゴニア
Begonia
シュウカイドウ科

 

<原産・分布>

世界中の熱帯、亜熱帯に原産します。観葉のものでは、レックス・ベゴニア、根茎性ベゴニア、木立ち性ベコニアの3つのタイプがあります。レックス・ベゴニアはインドアッサム地方原産のベゴニア・レックスをもとに世界中で改良されました。葉は大型で卵円形で銀や赤などの美しい斑が入ります。根茎ベゴニアでは葉に大きな十字の模様が入るメイソニアナなどが代表的です。木立ち性のものは花ベゴニアの仲間とされ四季咲きする花のきれいなものなど多くの品種があります。

 <管理>

春から秋は室内の明るい窓辺や戸外の風通しの良い場所で遮光して管理します。夏の直射は避けます。冬は5℃以上あれば冬越ししますが、できれば15℃以上で乾燥気味に管理します。

 <水やり>

多湿を好みますが、夏などの鉢中の加湿は嫌います。春、秋は鉢土が白っぽくなれば与え、夏は毎日、冬はやや控えめに鉢土が乾いてきたら与えます。

 <肥料>

5~10月に2ヶ月に1回程度緩効性の化成肥料を少量与え、草花用の液肥を月2回程度併用します。

 

<仕立て直し>

下葉が落ちた場合は長く伸びた茎を3~4節づつ切り挿し穂にします。レックスベゴニアなど生長点をつけて切る分ける株分けや葉を2~3枚に切り、葉挿しで増やすことなどができます。

 <Comment>

比較的弱い光にも耐えますから室内栽培も可能です。

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アスパラガス

アスパラガス

Asparagus

 

<原産・分布>

原産の多くは南アフリカ。アメリカ大陸を除く世界の熱帯から温帯地方にある多年草つる性植物や低木。日本にも数種自生します。

 <管理>

乾燥に強く耐寒性があります、高温多湿を嫌いますから夏は涼しい場所に移動し水切れしないようにしてください。日陰でも育ちますが暗いところに長く置くと徒長しますから、出来るだけ日当たりのよい場所におくほうが葉の色つやがよくなりコンパクトにまとまります。寒さには強く0℃以上あれば冬越します。アスパラゴイデスは10℃ぐらい必要です。

 <水やり>

乾燥にはつよいですから鉢土の表面が白く乾いたら水やりします。夏はやりすぎると、蒸れて腐ることがあるので注意してください。肥料 4月頃~10月頃にかけて緩効性化成肥料を月に2回程度与えてください。

 <仕立て直し>

草姿が乱れたら4月下旬以降鉢から抜いて根鉢を半分くらいくずして植え替えます。排水のよい土を使います。

(例:赤玉土7.腐葉土2.川砂1)花が咲いてタネをつけるものは初夏にタネをまいて新たに株をつくることができます。

 

Comment

プルモ-サス・ナナスは乾燥すると葉がすぐに黄変します。

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エクメア

エクメア
エクメア

アナナス類

Bromeliaceae

パイナップル科

エクメア

 

<原産・分布>

南米の熱帯地方に多く自生する着生種です。葉緑に刺のある堅い葉が雨水を溜めるよう筒状になっています。葉にはとげがありますが中央部から花梗をのばして先端に色鮮やかな花苞(ほう)をつけ美しく楽しめる種類が多くあります。

 <管理>

明るい日陰が適しています。比較的光を好むものが多く光が不足すると徒長してしまい弱々しい株になってしまいますから秋から冬は窓辺で出来るだけ明るい光線にあてます。筒のなかの水を抜いてやり5℃以上で冬越しします。冬越しの乾燥防止には頂部に穴の開いたポリ袋で覆います。

 <水やり> 葉の筒状になった基部から水を吸収してますから株のうえから筒の水が入れ替わるようにあたえます。冬以外は鉢土の表面が白くなったらたっぷり与えますが、夏は毎日必要です。冬は鉢土は乾かし気味にして筒の中の水は抜きます。高温多湿を好みますから霧水などで空中湿度を保ちます。

<肥料>

5月頃~10月頃にかけて緩効性化成肥料を2ヶ月に1回程度与えてください。さらに月一度くらいでリン酸とカリの多い草花用の液肥を筒の部分に入れます。

 <仕立て直し >

 毎年花を咲かせたいときは花後にできる子株を分けて成株に育てます。一度花が咲いた親株には花は咲きません。子株は葉が4,5枚開いたらできるだけ株元の茎の部分から切り離します。切り離した子株の切り口をしめった水苔で包みとめて、下が軽石上を水苔にした4、5号鉢に植え込みます。冬越しした株は5月以降に傷んだ葉など取り除いて根を傷めない様に植えかえます。

 <Comment >

花も葉も両方楽しめますね。

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アカリファ

アカリファ
アカリファ

アカリファ

Acalypha

トウダイグサ科

 

<原産>

熱帯原産の常緑広葉低木

 <管理>

成育には20℃以上が必要ですが10℃あれば冬越しします。春から秋は良く陽の当たる風通しの良い戸外が良いです。冬は室内のよく陽のあたる場所を選びましょう。

 <水やり >

春から秋に水切れすると下葉が落ちてしまうので水を切らさないように与えてください。(1日1回)

 <肥料>

5月頃と7月頃に緩効性化成肥料を少しあたえてください。

 <コメント>

キャットテールが良く知られていますね

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アディアンタム

アディアンタム
アディアンタム

アディアンタム

Adiantum

イノモトソウ科

 

今日は、すごくポピュラーなアディアンタムです。  

<原産>

ブラジル(アメリカ熱帯雨林)

<管理>

明るい室内で、レースのカーテン越しの光があたる出窓等がよく、夏は半日陰の風とおしの良い場所がよいです。寒さには比較的強く5℃以上あれば冬越します室内のガラス越しの光に当たる場所がよいです。乾燥には弱くてすぐ葉がチリチリになりますから暖房機の近くやエアコンの風には注意が必要です。

<水やり>

春、秋は1日1回の水やり、夏は朝夕2回程度がよいです。充分な湿度が必要ですので霧水などで空中湿度を保ってください。冬の水やりは控えますが、鉢土が乾かないように乾き始めたら鉢土を湿らす程度の水を与えてください。

<肥料>

根が弱いので肥料は控えめにします。5月頃~10月頃にかけて緩効性化成肥料をあたえてください。伸びが悪いときには窒素分の多い液肥など月に1回程度与えます。

<仕立て直し>

冬に葉が枯れてしまったり、弱った株は4月ごろに植えかえします。株元から切り戻して週1回ぐらいの液肥でさいせいさせてください。またビニール袋で鉢ごと株にかぶせて保湿しながら日陰で再生させるとよいです。

<Comment>

ラディアナム系の園芸品種は人気がありますね

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エスキナンサス

エスキナンサス
エスキナンサス

エスキナンサス
Aeschynanthus
イワタバコ科

<原産・分布>

東南アジアの熱帯ジャングル原産でつる性に育ちおおきな木などに着生して育ちます。

<管理>
年間を通じて明るい日陰に置きます。耐陰性で直射日光では葉やけを起こします。秋から春はレースのカーテン越しの日があたる窓辺などに置きます。冬越しの温度は10℃以上が必要です。

<水やり>

鉢土が乾いてきたら水を与えます。鉢内の過度の湿度を好みませんので冬は鉢土は乾燥気味に保つほうがよいです。霧水などで空中湿度は充分に保ちます。

<肥料>

真夏を除いて春から秋に2ヶ月に1回リン酸の多い緩効性の化成肥料を与えます。花つきが悪い場合は草花用の液肥を月1回ぐらいを補います。

<仕立て直し>

下葉が落ちみにくくなった古株は挿し木で仕立て直します。茎の先端の葉の付いている部分を4、5cm切り取り、葉の大きいものは葉先の1/3ほど切っておきます。排水のよい用土(ピートモス4・パーライト1・バーミキュライト1)水につけ充分に水揚げしてから挿し床に挿します。発根したらハンギングポットなどに寄せ植えします。

<Comment>

葉や花が美しくてつる性なのでハンギングに適してますね。

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